CD-ROM の無い古いノートPCに MS系OS をセットアップしようと悪戦苦闘した記録。
3:03 2004/01/02
MS Workgroup Connectin でセットアップしようとするが、LANドライバの読み込みが出来ない。海外サイトからダウンロードしたドライバは確かにDOS用と書かれてあるのだが
Workgroup Connectin には使えないのかも知れない。ダウンロードしたファイルツリー
そこで Workgroup Connectin は諦めて LANMAN
を試す事に...
LANMAN でもNICが起動しない。と言うか config.sys
での読み込み段階でダンマリ状態になる。
先走るが Win95 のコマンドプロンプト起動で進めると読み込みは出来るが、有効にならないようである。
もちろん BIOSの使用/不使用は使用にしている。
何で? Turbolinix をブートフロッピーでNFSからインストール出来たののに...
(RedHat 7.2の他マシンをNFSにして)
最後の砦:Win95 をフロッピーインストールする
こちらも失敗。Drivers.com や 富士通サイトから得たドライバを組み込むが、何れもデバイスマネージャが?となる。
当然 WinIPcfg も「取得できず」 (´・ω・`)
disable になっているとのメッセージが出た。
もうかなり色々なサイトを見たが最も具体的な症状は
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/b94216/bbs?mode=new_sort
の掲示板の物。
タイトル:エラー6188について
■母体となるノートPC -> FUJITSU FMV6266NU3W
(内蔵LAN:FUJITSU FMV-J184 LAN Adapter)
内蔵LANを FUJITSU FMV-J184 と言ってるからにはそのドライバを入れているはずなのでインストールしようとするが、実はこれ、ドライバ自体は無く、.INFファイルのみでWindows標準の
DC21X4 を使うらしい(#20 disc)。
ドライバは近くても遠からずで、有効にならないのが問題だと思われ。
?となっていたPCI card に FUJITSU FMV-J184
のFDでインストール。
これには Win95 の disc 数枚を要求された。winsock,
DC21X4 などがインストールされて行く。
その後、再起動。-->ダンマリ状態に。-->
Ctrl+Alt+Del でリセット。
--> FUJITSU FMV-J184 LAN Adapter(0000)
が正しく動作していません。もう1度...
なんで???
IRQ 09
メモリ範囲 000CC000 - 000CC3FF
I/O ポート 0200 - 027F
競合デバイスなし
結果は LANMAN や MS Workgroup Connectin と大差なく失敗。やはりネットワークカードがどうしてもロードできない。MS系はこれで全滅か?
Turbolinux 7 Server の dmesg の情報によると...
eth0: Digital DS21143 Tulip rev 65 at 0xf400 00:00:oe:99:b0:d3 IRQ9
DS21143 をネットで調べた処...
http://markun.cs.shinshu-u.ac.jp/kiso/projects2/network/ethernet/nic.html
ネットワークインターフェースの中心には,DS21143というチップを採用しています.
DS21143 は付加回路なしにPCIバスに直結出来、バスマスタ転送方式に対応しています。
DS21143 は管理のためのレジスタテーブルをホストマシンのメモリ上に持ちます。このレジスタテーブルをドライバと
DS21143 が双方から参照し操作することでデータの通信を行います。この様子を図に示します。NICの図
何やら信州大学工学部情報工学科基礎研究室のサイトだそうで、ドライバの設計を行っているらしい。
NDIS とはこんな物だったと初めて知った (ドライバソフトウェアの図)
ラトックは Linux で DS21143 について説明している
pdf ファイルがある。(REX-CB81のLinuxでの動作について)
このチップが使われている NIC の写真のページもあり
(Kentronics KE-PCI-D110)
まぁ、UNIX/Linux に限れば問題無さそうなチップなようです。